レイヤー1チェーン有望株TON、過去24時間で7%以上上昇

Naoki Saito
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レイヤー1有望株TON

レイヤー1大手The Open NetworkのTONトークンはこのほど、過去24時間で7.69%上昇、過去7日間で12.51%上昇している。

これは同ネットワーク上で展開されるTelegram基盤のゲームNotcoinが9日、ネイティブトークンNOTを5月16日に発売することを発表したことが要因と考えられている。

NOTトークンは、大手暗号資産(仮想通貨)取引所であるバイナンス、OKX、バイビットや分散型取引所(DEX)であるdYdXへの上場が決まった。

バイナンスとOKXでは、NOTトークンの報酬プログラムも開始している。

約3500万人のプレイヤーを集めたNotcoin

TONトークンは、執筆時点で仮想通貨の時価総額トップ10にランクインしており、同ネットワークへの入金額は約4億ドルを超えている。

TONを発行運営する財団は過去、Telegramの開発支援もしており、同プロジェクトへ1100万TONを渡している。

NOTトークン発売日を発表したNotcoinは、同ネットワーク上で動くTelegram基盤のゲームとなる。

今年始めから4月1日まで「マイニングキャンペーン」も行っており、プレイヤーに今後の仮想通貨エアドロップにつながるゲーム内コインを配布していた。

ユーザーは約3500万人が集まり、トークンローンチを待ち望んでいた。

バイナンスとOKXで報酬プログラム開始

NOTトークン上場を前にバイナンスとOKXは、独自の報酬プログラムを開始している。

バイナンスでは、同トークン30億枚をバイナンスコイン(BNB)またはステーブルコイン(FDUSD)のステーキング報酬として配布する。

OKXでは、同トークン40億枚をTONのステーキング報酬として配布する。

この発表を受け、TONトークンは価格上昇を見せた。