DeFi大手Lido、リステーキング市場参入か|stETH復興狙う

Naoki Saito
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リステーキング市場参入の提案を受けるLido

大手リキッドステーキングプロトコルであるLidoは14日、「Lido Alliance」といわれる新しいグループ設立を提唱する提案書の内容を公開した。

この提案書は、Web3金融顧問会社ステーキハウス・フィナンシャルが作成したものとなる。

Lido発行の暗号資産(仮想通貨)であるリキッドステーキングトークンstETHを中心に構築されたリステーキングシステムの構築を提案している。

提案が可決されれば、LDOトークン(ネイティブトークン)保有者で管理されるグループを設立し、stETHおよびイーサリアム(ETH)エコシステムの強化を図ることが可能となる。

3種類のプロトコルを提案


今回の提案では、「ウィッシュリスト」と呼ばれる以下3つのプロトコルの作成が提案されている。

  1. リステーキングプロトコル:イーサリアムおよびstETHを中心とした新たなリステーキングプロトコルの構築
  2. リキッドリステーキングプロトコル:リステーキングに参加しながら資産の流動性を確保するトークン(LRT)を発行するプロトコル
  3. AVS:リステーキングによってセキュリティが強化されたActively Validated Services(AVS)の構築

「Lido Alliance」は、これらエコシステムの検証や分散化をサポートするグループであると述べられている。

また提案の中には、必要に応じてサポーターへのトークンのエアドロップ等もオプションとして提供するそう。

資金流出に苦しむLido


Lidoはこのほど、イーサリアムのリステーキングを実現するEigenLayerの登場により、市場シェアが犠牲となっている。

4月だけで見ても、約10億ドル以上のイーサリアム(ETH)がLidoから引き出されている。

一方、EtherFiやRenzoなどのリキッドリステーキングトークン(LRT)プロトコルは、それぞれ12億ドル、4億ドル以上の資金流入を獲得している。

この状況下に対し、Lidoの戦略顧問であるハス氏はこのほど、「リドは変化する潮流に対応すべきである。」と述べた。