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ビットコインで1億円稼いだらいくら税金を払わないといけない?

Yamamoto
Yamamoto | 監修: Hiroshi O.
| 10 min read
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ビットコインと税金

仮想通貨に投資している人であれば、少ない元手で「億り人」になった、ビットコインの成功者をご存じでしょう。しかし、ビットコインなどの仮想通貨で利益を出した際の納税額について、疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ビットコインをはじめとする仮想通貨取引で多額の利益を得た場合の取り扱いや、注意すべきポイントについて解説します。ビットコインの将来価格が今後大きく成長していけば、税金に対する知識も必要となってきます。ぜひこの記事を読んで正しい税金知識を理解しておきましょう。

仮想通貨で「億り人」になれば5000万円以上の税金がかかる場合も


仮想通貨の税金で戸惑う人

ビットコインなどの暗号資産(仮想通貨)で1億円以上の利益が発生すると、以下の理由で5000万円以上の税金が発生する場合があります。

  • 仮想通貨の利益は「雑所得」扱いなので税負担が重くなる
  • 所得税最大45%+住民税10%で最大55%の税負担

それぞれについて解説します。

仮想通貨の利益は「雑所得」扱いなので税負担が重くなる

ビットコイン(仮想通貨)を売却して利益が発生した場合、その利益は原則として雑所得に分類されます。雑所得は給与所得などと合算されて総合課税の対象となるため、ビットコイン関連の所得も含めた所得全体に基づいて所得税が計算されます。

所得税最大45%+住民税10%で最大55%の税負担

ビットコインで1億円の利益を出した場合、適用される税率は所得税と住民税の合計で最大55%になります。

所得税は、課税される所得金額に応じて段階的に税率が上昇する超過累進課税制度を採用おり、国税庁が公表しているデータによれば、課税所得額は以下のようになります。

課税所得額 税率 控除額
1000~194万9000円 5% 0円
195万~329万9000円 10% 9万7500円
330万~694万9000円 20% 42万7500円
695万~899万9000円 23% 63万6000円
900万~1799万9000円 33% 153万6000円
1800万~3999万9000円 40% 279万6000円
4000万円以上 45% 479万6000円

この表から分かるように、ビットコインなどの暗号資産で1億円もの利益を得た場合、最高税率である45%が適用されます。

この所得税に加えて住民税が一律で10%課税されるため、合計の税率は最大55%です。

つまり仮想通貨で億り人になったとしても、そのうちの5000万円以上が税金として徴収されることになります。この高い税負担は、利益が高額であることに加えて、所得税と住民税の双方が課されることに起因しています。

仮想通貨で大きな利益を得た場合は、税金の支払いについて理解し、適切な申告と納税を行うことが重要です。

仮想通貨で20万円以上の利益が出たら確定申告が必要


電卓を使ってお金の計算をする

先述した通り、仮想通貨取引所で確定させた利益は原則として「雑所得」に分類されます。雑所得に関しては、1年間の利益が20万円を超える場合に確定申告が必要になります。

仮に20万円未満だったとしても、副業などの所得と合算して20万円を超える場合は確定申告が必要になるので注意してください。

またイールドファーミングなどで得られた利息にも、他の仮想通貨取引と同様に税金がかかります。利息収入は自動的に口座に入金されるため、税金の支払いを忘れてしまいがちですが、利息収入の金額を正確に把握しておくことも大切です。

確定申告は原則として毎年2月16日から3月15日までの期間に行います。申告方法は、税務署に直接出向く方法と、郵送やインターネットを利用する方法があります。

確定申告は税金を納めるための義務であるため、必ず期限内に確定申告をしましょう。不明な点があれば、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

ビットコインで1億円の利益が出ても税金を払わなかったら?


大金を得たことで戸惑う人

ビットコインなどの仮想通貨で1億円もの利益を得たにもかかわらず、税金を払わなかった場合、大きなペナルティが課されます。具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • 無申告加算税が課される
  • 延滞税の発生
  • 刑事罰の可能性

それぞれ解説します。

無申告加算税が課される

仮想通貨で1億円の利益を出しても税金を払わなかった場合、本来納めるべき税金に加えて、750万円から1000万円もの税金を追加で課される可能性があります。

また仮想通貨取引で20万円以上の利益を得ていながら確定申告をしなかった場合、無申告加算税が課されるリスクがあります。無申告加算税とは、申告漏れによって生じた税額に上乗せして支払う追加の税金であり、利益が大きいほど申告漏れの影響も大きくなります。

延滞税の発生

納税期限を過ぎると、納付が遅れた日数に応じて延滞税が発生します。延滞税は、納税の遅れに対して課される利息のような性質を持った税金です。

無申告によって税金の納付が遅れた場合も、延滞税が発生します。延滞税の割合は、納期限の翌日から2カ月以内は原則として年7.3%、それを超えた場合は原則として年14.6%です。

刑事罰の可能性

仮想通貨で1億円もの多額の利益を得たにもかかわらず税金の支払いを怠った場合、所得税法第238条により、悪質な場合は5年以下の懲役または500万円以下の罰金が課される場合があります。

無申告は単なる税金逃れではなく、税務署に対して利益を隠ぺいする行為であるため、脱税の意図があると判断されるリスクが高まります。無申告による脱税は重大な犯罪行為であり、刑事罰を受ける可能性があることを認識しておかなければなりません。

仮想通貨の利益を最大化させるにはどうすればいい?


仮想通貨を蓄える

ビットコインやアルトコインで得た利益を最大化させるには、税金対策を適切に行うことが大切です。具体的な方法としては、次のようなものが挙げられます。

  • 利益確定を分散させる
  • 仮想通貨同士で損益通算させる
  • 法人登記をして税金を抑える

それぞれ詳しく見ていきましょう。

利益確定を分散させる

仮想通貨の利益を最大化するためには、一度に大きな利益を確定させるのではなく、利益確定を分散させることが有効です。日本の所得税は課税所得金額に応じて税率が高くなる超過累進課税方式を採用しています。同じ利益でも一度に確定するよりも、分散して確定した方が適用される税率が低くなる可能性があります。

年間でどれくらいの金額を利益確定するのか、いつ利益確定するのかは、税負担とのバランスを考えて決める必要があります。ただし、仮想通貨のブルラン相場やベアラン相場のような価格変動リスクや税制の変更リスクなどには注意しましょう。

仮想通貨同士で損益通算する

仮想通貨で損失が出ている場合、利益を出している仮想通貨と損益通算することで、税負担を抑えられます。

例えば、以下のような状況の場合、

  • ビットコイン:含み益200万円
  • イーサリアム:含み損20万円
  • リップル:含み損20万円

イーサリアムとリップルの含み損40万円をビットコインの含み益と通算できます。これにより、課税対象の利益は160万円になります。200万円の利益では所得税が10%かかりますが、利益を160万円に抑えることで所得税率を5%に下げられます。

法人登記をして税金を抑える

法人として仮想通貨投資を行う場合、所得税ではなく法人税が適用されます。法人税の最高税率は最高でも23.2%であるため、個人の最高税率45%と比較すると、税率を大幅に低くできます。

また、個人と比べて所得から控除できる範囲も広がるのも法人化のメリットです。例えば、「セミナー参加費」「通信費」「トレードツールの購入費用」などを経費として計上することで、利益を圧縮し、税負担を抑えることが可能です。

法人登記には初期費用や維持費用がかかりますが、ビットコインなどの仮想通貨で1億円以上の利益を見込んでいる場合は、あらかじめ法人化して税金を抑えられる可能性があります。

NFTやメタバースなどで得た利益に税金はかかる?


メタバースを楽しむ人

Web3.0の発展に伴い、NFTゲームやメタバースなどの新たな経済圏も生まれました。仮想通貨の次に流行る領域で経済活動を行う際も、税務上の取り扱いについて理解しておきましょう。

国税庁の見解によると、次のようなものが所得税の対象となります。

  • NFTの売買で得た利益
  • NFTに紐づけられたデジタルアートの販売による利益
  • メタバースやNFTゲームで獲得した報酬
  • DeFi(分散型プラットフォーム)で得られる収益

例を挙げると、NFTゲームである「Axie Infinity」で獲得したトークンを売却した収益は、雑所得として扱われます。ただし、NFTを贈与された場合は、所得税ではなく贈与税の対象となる可能性があります。

メタバース(およびメタバース仮想通貨)に関しては、仮想空間上の「土地」に対して税金はかからないものの、土地を売り買いして発生した利益に対しては課税対象となります。メタバースの土地はNFTを介して取引することが一般的であるため、NFTに対する税金の取り扱いを参考にしましょう。エルフトークンなどが代表例です。

DeFiにおける収益には「利子収入」「ステーキング報酬」「ガバナンストークンの配当」といったものが挙げられます。これらは原則として雑所得として扱われ、総合課税の対象になりますが、場合によっては利子所得や事業所得として扱われる可能性もあります。

暗号資産(仮想通貨)の税金の支払いで困ったときはプロに相談しよう


税金の計算をする人

仮想通貨の税金の計算に関しては、専門的で複雑な部分が多いため、一人で対応するのは難しいかもしれません。特に多額の利益に比例して支払う税金の多くなる場合は、税理士などの専門家に相談することをおすすめします。

専門家のサポートを受けることで、適切に税金を納め、税務トラブルを未然に防ぐことができます。昨今では仮想通貨がローンチしてから短期間で価格が急上昇するケースも珍しくないので、もし莫大な利益を挙げた際は、税理士などの税金のプロに相談することをおすすめします。

ビットコインと税金に関するよくある質問


Q1. 仮想通貨で1億円の利益を出したら税金はいくらですか?
A1. 1億円の利益を出した場合、多少の控除を受けられるものの、所得税45%+住民税10%が課税されるため、5000万円以上の税負担となる可能性があります。

Q2. 仮想通貨において確定申告は必要ですか?
A2. 仮想通貨の年間利益が20万円を超える場合は確定申告が必要です。仮に20万円未満であっても、副業などの事業所得と合算して20万円を超える場合は確定申告が必要です。

Q3. ビットコインで100万円稼いだら税金はいくらですか?
A3. ビットコインで100万円の利益を出した場合、税率は「所得税5%」「住民税10%」となり、15万円の税金を支払うことになります。しかし、他の所得を含めた総所得金額によって変動するため、一概に15%とは言えません。

Q4. NFTに対する税金の取り扱いはどうなっていますか?
A4. デジタルアートを制作し、そのデジタルアートを紐づけたNFTを譲渡したことにより得た利益は、所得税の対象となります。またNFTの転売で得た利益も所得税の対象です。

Q5. ビットコインの税金計算において、経費になるものはありますか?
A5. 経費になる範囲は個人か法人かで異なりますが、法人登記をしているのであれば、「セミナー参加費」「通信費」「トレードツールの購入費用」などは経費計上できる可能性が高いです。

Q6. 暗号資産の税金は分離課税ですか?
A6. 暗号資産による利益は総合課税で、株式やFXによる利益は分離課税の対象となります。

まとめ:仮想通貨での利益確定は慎重に


ビットコイン半減期のブームに乗り、ビットコインなどの仮想通貨で1億円を稼いだ場合、税率は所得税と住民税を合わせて55%となるため、最大で5500万円の税金を納める必要があります。5000万円以上の税金を支払うことに抵抗がある人も多いかと思いますが、利益を得たのに税金を納付しなかった場合、さらなる課税や刑事罰に問われる可能性もあります。

し仮想通貨取引で利益を得た際は税務上の義務を理解し、適切な申告と納税を心がけましょう。これから仮想通貨で投資を始める方であれば、仮想通貨の買い方を勉強したうえで、不明な点があれば専門家に相談することをおすすめします。