ミームコイン発射台Pump.Fun、週間収益でUniswap上回る

Naoki Saito
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ミームコイン作成所pump.fun

ミームコインのローンチプラットフォームであるPump.Funはこのほど、過去7日間の収益が360万ドルを超え、大手分散型取引所(DEX)であるUniswapを抜いた。

同プラットフォームを使うと、ユーザーはコーディングの知識がなくても数分でミームコインの作成ができる。

DeFiの週間収益ランキングでは、イーサリアム(ETH)ネットワークに次いで大きな収益を生んでいる。

主要ミームコインの勢いが失速

暗号資産(仮想通貨)の中でもWIFやPEPEなどの主要なミームコインは、過去1ヶ月で価格の下落を見せる中、Pump.Funでローンチされたミームコイン取引は活発化している。

同プラットホームを使用すると、2ドル未満の料金で名前、ティッカー、画像を提供するだけで、だれでもトークン起動が可能。

起動されたトークンは、プラットフォーム内の結合曲線に沿って取引される。

一定の時価総額を超えると、流動性がDEXへに転送され、トークンが一般市場に流通する。

トークンの事前販売や事前割り当てが存在しないため、ラグプル(資金持ち逃げ)を防ぐことができる。

同プラットホーム上で作成されたMICHIやSCなどのトークンは、時価総額1億ドルを超えている。

また、米国大統領選挙が近づいていることもあり、ドナルド・トランプ前大統領やジョー・バイデン現大統領などをモチーフとしたトークンも多く作成されている。

誕生初期のプロジェクトがランキングを牽引

Pump.Funと同様Fantasy.topも、プロジェクト誕生初期であるにもかかわらず、収益ランキングのトップ10にランクインしている。

同プロジェクトは1日、レイヤー2ネットワークであるBlast上に誕生したトレーディングカードゲームプラットフォーム。

仮想通貨インフルエンサーやトレーダーのカードを売買することで収益を得ることができ、過去7日間で3万人以上のユーザーが、2000万ドル以上の取引を行っている。