CNP(クリプトニンジャパートナーズ)で1600万円の約定|フロア価格41%高騰
NFTプロジェクトCNP(クリプトニンジャパートナーズ)で23日、約1600万円(100点)の約定が発生した。CNPを一括購入したのは、暗号資産(仮想通貨)インフルエンサーのマナブ氏。
CNPは、NFTインフルエンサーのイケハヤ氏が創設したNinja DAO発のプロジェクトとして2022年5月にリリースされた。マナブ氏は今回、NFTコレクションのうち最低取引価格(フロア価格)で流通しているものを大量買い(フロアスイープ)した。
同氏は23年末、ゲーム開発コミュニティ「バナナ・ゲーム・ラボ」を創設。現在、Ninja DAO発の高級NFTコレクションCryptoNinja(クリプトニンジャ)とコラボレーションした新ゲーム開発を進めている。今回のNFT投資に関するコメントは以下の通り。
自身がコミュニティを本格的に始めたことで、CNPの強さが分かった。投資するだけじゃなく、是非プロジェクトに関わって応援したいと思う。
CNP(クリプトニンジャパートナーズ)大量購入の顛末
マナブ氏は22日、11時31分から11時46分の15分間にCNPを100点、購入した。CNPのフロア価格は同日、41.3%急騰。本稿執筆時点で0.53ETH(約32万8900円)。現在、マナブ氏はCNPのクジラ(大口保有者)ランキング11位。
Ninja DAOのイケハヤファウンダーは23日、「日本のNFTの歴史上、最も高額なフロアスイープとなった。マナブ氏が購入してくれたことに感謝している」と音声プラットフォームVoicyで言及した。
CNP(クリプトニンジャパートナーズ)とは?
CNPは、NinjaDAOから生まれた2万2222点のNFTコレクション。22年5月、1点0.001ETH(当時レート約250円)で新規発行された。発売直後から価格上昇を続け、22年11月、初期価格比約3000倍となるフロア価格3ETHを記録。
NFT市場では長らく下落相場が続いていたが、現在、国内外のプロジェクトで価格上昇が観測されている。CNPはこの間、ふるさと納税NFT、LINE NFTのCNP Toys、スマホゲームのCNPバーニンウォーズ、メタバースゲームThe Sandboxの土地(CNP Land)など、新プロダクトを展開。
10月にはNinja DAO発のアニメーション作品『忍ばない!クリプトニンジャ咲耶』放送を開始。NFTキャラクターを主人公にしたTVアニメ番組として話題を呼んだ。
同DAOは15日、トークン発行型クラウドファンディングFiNANCiEでクリプトニンジャのトークンCryptoNinja Games(CNG)を新規発行し、連日ストップ高を記録している。