BCBグループのCEO、幹部らの退任を受け辞任

水曜日に送信された社内メールによると、仮想通貨銀行会社のBCBグループは、他の2人の幹部の退任に続き、本日CEOであるOliver von Landsberg-Sadie氏の退任を発表しました。

数多くの著名な顧客

BCBグループは、もともと2017年に仮想通貨ブローカーとしてvon Landsberg-Sadie氏とOliver Tonkin氏によって設立されました。同社の著名な顧客には、Kraken社、Huobi社、Bitstamp社、Galaxy社、Fireblocks社、Gemini社などが含まれます。

BCBグループのプレスリリースによると、Tonkin氏がvon Landsberg-Sadie氏の役割を即時に引き継ぐことになります。

Tonkin氏はこれまで同社の法務顧問を務め、Sharp氏の突然の退職に伴い、7月に副最高経営責任者の職を引き継ぎました。

「私たちのチームの揺るぎない献身と専門知識により、BCB Groupは創設以来大きく成長したユニークな会社です」とTonkin氏は述べています。「共同創設者として、私たちと私たちの業界にとっての機会は今まで以上に強いことをよく知っています。そして、次のレベルにBCBグループをスケールアップするためにCEOになることは、光栄であり名誉です。」

相次ぐ人事異動

6月には、ドイツの金融サービス機関であるSutor Bank社を取得する試みが失敗した後、当時の元副最高経営責任者であったNoah Sharp氏が役職を退きました。 Sharp氏はその後、ワルシャワに本拠を置くサービスとしての銀行業務プロバイダー、Vodeno社のCEOに就任しました。

「私たちは引き続きSutorのチームと彼らの革新的なプラットフォームを信じていますが、最終的には、2021年の市場とは比較にならないほど認識が異なる今日の市場では、もともと合意された取引を通じるよりも、私たち自身の基盤の上で顧客により効果的にサービスを提供できると認識しています」とvon Landsberg-Sadie氏は今年初めの声明で述べました。

同様に、最高銀行責任者のIan Moore氏も、1年間の務めを終えて「他の機会を追求するため」に9月に会社を去りました。

Tonkin氏 “ビジネスを前進させるために理想的な立場にある”

von Landsberg-Sadie氏の退職に伴う会社の最新プレスリリースによると、元CEOは「新たな機会を追求するために」退社したとのことです。 声明ではさらに、Tonkin氏は「今後のビジネスをリードするのに理想的な立場にある」と述べました。

水曜日のプレスリリースはまた、von Landsberg-Sadie氏のリーダーシップを称賛し、「同社はイギリスのブロックチェーン業界の企業で最大のシリーズA資金調達を確保し、彼はその後、BCB Groupを世界的な仮想通貨業界の基石として確立してきた」と述べています。

「Tonkin氏の任命は、BCBが成熟しつつある業界の中で進化していることを反映しており、同社は継続的なグローバルな成長と拡大に備えている」とプレスリリースは続けています。