イーサリアムL2「Blast」、新たなエアドロ機能を導入

Naoki Saito
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新機能「ジャックポット」を導入したBlast

イーサリアムレイヤー2であるBlastはこのほど、「ジャックポット」と呼ばれる新たなエアドロップ制度を導入した。

BlastエコシステムのトークンまたはNFTを保有することで、将来の仮想通貨エアドロップにつながるとされるBlastゴールドが獲得できるようになった。

この発表により、PacMoonのトークン価格は30%上昇、Juice Financeのトークン価格は約40%上昇、Blastopiansなど有名NFTの価格も約50%上昇を見せた。

Blastトークンのエアドロップを予定


暗号資産(仮想通貨)プロジェクトBlastは、2023年11月に入金開始、2月にメインネット稼働したイーサリアムのレイヤー2となる。合計入金額は、執筆時点で15億ドルを超えており、レイヤー2としては4番目に大きいネットワークとなっている。

同ネットワークは5月、Blastトークンのエアドロップを予定しており、BlastポイントおよびBlastゴールドを保有しているユーザーへ50%ずつエアドロップ分配を約束している。

Blastポイントは、同ネットワーク上にイーサリアム(ETH)またはステーブルコイン(USDB)を保有することで獲得できる。

またBlastゴールドは、同ネットワーク上のアプリケーションを利用することで獲得できる。

新機能「ジャックポット」


新機能である「ジャックポット」が導入されたことで、同ネットワーク上のミームコインやNFTを保有することで、Blastゴールドが獲得できるようになった。

同機能は、ユーザーが最大8つの異なるトークンまたはNFTを保有しデッキに賭けることで、ゴールドを獲得できるゲームに参加可能。各ブロックの終了時に、ランダムに勝者が選ばれ、賭け金に合わせたBlastゴールドが分配される。

すでに2回のジャックポットが終了し、PacMoonとFantasy.Topのコミュニティにゴールドが分配された。

これらの仕組みにより、関連するトークンまたはNFT価格が急騰している。