Alchemy Pay、米国での事業拡大とアイオワ州でのライセンス取得を発表

シンガポールに拠点を置く暗号通貨-フィアット決済ソリューションのAlchemy Payは、木曜日の朝、アイオワ州でのマネーサービスライセンスを取得し、米国市場へのさらなる拡大を発表しました。

コンプライアンスへのこだわり

「アイオワ州でマネーサービスライセンスを取得したことを発表できることに、興奮しています。これは、米国で2つ目のコンプライアンスライセンスの取得となります」と、Alchemy Payは木曜日、自身のXアカウントに投稿しました。「この成果は#AlchemyPayのグローバルな支払い能力と、コンプライアンスへのこだわりを強調しています。」

2017年にJohn Tan氏、Molly Zheng氏、Shawn Shi氏によって設立されたAlchemy Payは、現在173か国以上で事業を展開しています。アイオワ州への決済ゲートウェイの拡大のニュースは、同社がアーカンソー州で送金ライセンスを取得したという最近の発表に続くものです。

「ここ数ヶ月間で、Alchemy Payチームはコンプライアンスライセンスの確保に成功を見ており、これにより米国と国際市場の両方での地位が強化されました」と、決済ゲートウェイの最近のプレスリリースには記載されています。「Alchemy Payがこれらのライセンスを取得したことで、同社はCoinbase、Elon Musk氏のX、そしてMoonPayなどの確立されたプレーヤーと肩を並べることになります。」

急速な拡大

アイオワ州におけるマネーサービスライセンスの取得は、Alchemy Payの急速な拡大における最新の進展を示しています。今年初め、同社はインドネシア中央銀行からライセンスを取得しました。

「米国で2つ目のマネーサービスライセンスを取得したことは、Alchemy Payのグローバルな支払い能力とコンプライアンスへのこだわりを強調しています」とエコシステムリードのRobert McKraken氏は述べています。「私たちは世界中の国々と地域でライセンスを取得し続け、ユーザーの体験を向上させ、ネットワークのカバレッジを強化しています。」

「この2回目のライセンス取得は、Alchemy Payの能力を強調するものであり、グローバルな市場拡大において大きな前進を意味します。」とプレスリリースは続けています。

グローバルなパートナーシップ

組織のオンランプは、Visa、Mastercard、Google Pay、Apple Payなど、多くの支払いメカニズムをサポートしています。また、現在同組織は、リトアニア、インドネシア、カナダ、そして米国でライセンスを取得しています。

「献身的な努力により、Alchemy Payは英国と香港でのライセンス申請を積極的に進めています」とプレスリリースで述べられています。

この決済ゲートウェイ・ソリューションは、Shopify、PriceRite、Aldoなど、仮想通貨業界をはじめとする有名企業との数多くのパートナーシップを誇っています。また、Alchemy Payに関連するオンおよびオフランプには、Arbitrum、Token Pocket、Bitget Walletなどが含まれています。

さらに、同社はBlockchain Infrastructure AllianceおよびSingapore Blockchain Associationのメンバーでもあります。同社は、2024年に米国へのさらなる拡大を続ける予定であり、国内の多数の州でライセンスを申請中です。