DeFi「Sanctum」、ソラナステーキングを促進するプログラム始動
ソラナブロックチェーン上で稼働するDeFiプロトコルSanctumは30日、ゲーム化された革新的なロイヤルティプログラム「Wonderland」を開始した。
暗号資産(仮想通貨)の1種であるリキッド・ステーキング・トークン(LST)を保有することで、ユニークなデジタルペットを収集、育成できる。
同プログラムにより、ソラナへのステーキングが促進されることや、将来的なSANトークンのエアドロップにつながることが期待されている。
30日、シーズン1がスタート
「Wonderland」は、シーズン1がスタートした。参加者は、0.1SOL相当のLSTを保有することで、各LSTに紐付けられたデジタルペットが収集できる。
LSTは、ステーキング利回りを獲得しながら、市場へ流動性をもたらすことを目的とした仮想通貨。
LSTの保有量や時間に合わせ、経験値(EXP)が蓄積していき、デジタルペットがレベルアップしていく仕組み。デジタルペットは、全18種類用意されており、最大レベルは999まで育成できる。
また、コミュニティクエストや紹介制度も導入され、成果に合わせEXPの蓄積がブーストされる。
610万ドルを調達したSanctum
Sanctumは4日、有名ファンドであるDragonflyが主導する資金調達ラウンドで、610万ドルを調達したことを発表した。
LST特化型のDeFiプロトコルとなっており、JupiterやHelius labsなどのDeFiと協力しソラナステーキングの促進に動いている。
あらゆるLSTでバスケット化されたトークンINFも発行しており、ソラナ(SOL)およびLSTと交換できるようになっている。
同プロトコルは、執筆時点で入金額が3億ドルを超えており、ソラナ系DeFiでトップ10に入っている。