仮想通貨DEGEN、1ヶ月で50倍以上の高騰|その背景とは?

Naoki Saito
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高騰を見せる仮想通貨DEGEN

暗号資産(仮想通貨)の1つであるDEGENが、過去1ヶ月で約50倍以上の高騰を見せ、時価総額も約6億ドルを超えた。

DEGEN価格は、 2024年3月1日時点では約0.001ドルであった。しかし4月1日には、最高値である約0.058ドルまで高騰している。

DEGEN中心に設計されたエコシステムの発展


DEGENは、分散型SNS構築のためのプラットフォームFarcaster上で利用されるトークン。Farcasterのユーザーや開発者に対して配ることを想定している。そのため今後、総トークン供給量の70%がエアドロップに割り当てされる予定だ。

DEGENトークン高騰の理由として考えられるのは、新チェーン「Degen Chain」立ち上げがある(2024年3月28日)。

「Degen Chain」は、イーサリアムレイヤー2Base上に作られたレイヤー3ネットワーク。Arbitrum Orbitといわれる、Arbitrumパワーを借りたチェーン作成・運用ができるツールを利用して構築されている。

「Degen Chain」は、立ち上げからたった数日にもかかわらず、取引量が数千万ドルを超え、アクティブユーザー数も約10万人超えとなっている。

特に目立つのは、ミームコインの取引。爆上げする仮想通貨を狙う投資家にとっては、注目のネットワークとなっている。

DEGENトークンは、その「Degen Chain」のガストークンとなる。ネットワーク自体の盛り上がりが、トークン需要を喚起し、価格上昇につながっているわけだ。