IPOの噂が再燃しているBitfuryの評価額は「数十億円」と言われています。
ブロックチェーンインフラストラクチャとソフトウェアソリューションの大手プロバイダーであるBitfuryの新規株式公開(IPO)の可能性について、また新たな憶測が市場に流れました。
ビットコイン(BTC)マイニング事業の大手でもある同社は、国際的なコンサルタント会社であるデロイトを支援先として選定したと、The Daily Telegraph紙が報じ、この株式公開が “数十億ポンドの値札 “になる可能性を示唆する情報を入手したとしています。
オランダに本社を置き、英国で登記されているBitfury社は、直近の資金調達ラウンドで約10億米ドルの評価を受けていた。
今回の上場が実現すれば、欧州の暗号・ブロックチェーン事業者としては史上最大のIPOとなるとのことです。Bitfuryの上場は、ロンドン証券取引所(LSE)またはアムステルダムのユーロネクスト市場で行われる見込みであると付け加えています。
BitfuryのIPO計画の可能性をめぐる憶測が浮上したのは今回が初めてではありません。2018年、Bloombergは、同社が翌年にアムステルダム、ロンドン、または香港での取引デビューを計画していることに関連して、世界的な投資銀行に接触したことを示唆しました。
一方、2021年3月には、Bitfuryのビットコインマイニング部門であるCipher Mining(CIFRW)が、Good Works Acquisition Corp.との特別目的買収会社(SPAC)合併により、米国ナスダック市場への上場を可能にする契約を締結しました。合併後の企業価値は20億米ドルとなりました。
CIFRW社の株価チャート
Bitfuryは2011年に設立され、ラトビア出身の起業家Valery Vavilovが設立し、彼は同社のCEOも務めています。この事業は、カナダ、ノルウェー、アイスランド、中央アジアなどで暗号化されたマイニングを行っています。
Bitfuryの投資家の中には、Mike NovogratzのGalaxy Digitalやオーストラリアの投資銀行Macquarieなどがあります。
Cryptonews.comはBitfury社にコメントを求めている。
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