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テレグラムゲーム「Catizen」、仮想通貨エアドロップを延期へ

Naoki Saito
| 1 min read
エアドロップを延期したCatizen

テレグラム基盤の暗号ゲームであるCatizenは30日、暗号資産(仮想通貨)のCATIトークンの発売とエアドロップを延期することを発表した。

コミュニティにとって可能な限り最高の仮想通貨エアドロップを実施するために、トークン上場を成功させるための要素(流動性の確保や上場価格の設定など)を最適化することが狙いとしてあるという。

同プロジェクトは当初、7月中に独自トークンをThe Open Network(TON)上で発売することを予定していた。

TONブロックチェーンはこのほど、預かり資産(TVL)やタップゲーム人気の急上昇、ビットコインやポリゴンなど他チェーンとの接続などが進んでいる。

TONチェーン、ビットコインと接続へ|BTC利用の活性化狙う

Catizenとは?

Catizenは、大手SNSのテレグラムを基盤としたゲームであり、猫を合成しながら猫カフェを運営するゲームとなっている。

同プラットホームの開発元であるPluto Staudioは、バイナンスラボやThe Open Plathome(TOP)などから資金調達した実績もある。

プレイヤー数は2500万人を獲得しており、そのうち140万人がオンチェーンプレイヤー、180万人がテレグラムのPremiumプラン加入者だという。

総トークン供給量の43%は、それらプレイヤーへのエアドロップに割り当てられている。

コミュニティから反発

しかしPluto Staudioは22日、ゲームの収益の一部を野良猫の保護団体「PETA」へ10万ドルを寄付したことで、コミュニティからの反発を受けている。

PETAは過去、助けることができないと判断した動物を安楽死させる保護施設を運営していることで批判されていたためだ。

これを受け同スタジオは、PETAとのコラボレーションを「一時的に停止」した。また今後も、PETAがどのように寄付金を使うかを監視し、コミュニティからのフィードバックを求めるという。