レイヤーゼロ、エアドロップを20日20時から開始|確認サイトも設置
暗号資産(仮想通貨)のクロスチェーン相互運用プラットフォームLayerZeroを運営するLayerZero財団は19日、ZROトークンのエアドロップ資格の確認サイトを公開した。
公式サイトへ仮想通貨ウォレットアドレス(EVMアドレス)を貼り付け、20日20時(日本時間)から請求可能なエアドロップの枚数を確認できる。
ZROトークンは、すでにいくつかの仮想通貨取引所(Bitget、Bybit、MEXCなど)への上場が決まっており、20日21時から取扱が開始される。
また、価格予想マーケットプレイスであるAevoでは、同トークン価格は1枚あたり約4.2ドルとなっている。
不正を厳しく取り締まる
ZROトークンは、総トークン供給量10億枚のうち23.8%がコミュニティと開発者に割り当てられており、そのうち8.5%が今回の仮想通貨エアドロップで供給される。
エアドロップの対象アドレス数は、約128万個となっている。
しかし今回のエアドロップは、厳格なシビル判定を行っており、対象となるウォレット数は今後も変動する可能性があるという。
シビル行為とは、個人や組織が複数ウォレットを使用してプロトコル上で活動することで、より多くのエアドロップを獲得しようすることを指す。
これまで同プロトコルを使用した600万ウォレットのうちおよそ100万ウォレットがシビル判定を受けており、元々これらのウォレットには約1000万トークンの割り当てがあったという。
ブリッジプロトコルへのエアドロップ期待
同プロトコルのようなブリッジに焦点を当てたいくつかのサービスはこのほど、独自トークンの発売とエアドロップを実施している。
たとえば、クロスチェーンプロトコルであるWormholeは4月、イーサリアム(ETH)やソラナ(SOL)をはじめとする30以上のブロックチェーンユーザーを対象に、Wトークンの公開とエアドロップを実施した。
また、同じくブリッジサービスであるdeBridgeは5月、独自トークンDBR公開とエアドロップに向けたポイントプログラムを開始した。
deBridgeは4日、ソラナ大手DEXであるJupiterとの統合も発表している。
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