インテルのビットコインマイナー「BMZ2」、ライバルの「Antminer S19 Pro」と比較して総利益を130%向上 – GRIID

Ruholamin Haqshanas
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多数のビットコイン(BTC)マイニング施設を所有及び運営する米国のインフラ企業でIntelの次期「Bonanza Mine」チップの最初の供給先の1つであるGRIDによる最近の米国証券取引委員会(SEC)の提出によると、次期ビットコインマイナーはかなりの効率を提供し、現在の市場リーダーに匹敵すると主張しています。

インテルの第2世代Bonanza Mine(BMZ2)ビットコインマイナーは、効率26 joules/terahash(J/TH)、135 terahash/second(TH/s)に達する予定だそうです。これに対し、ライバルのマイニングリグであるAntminer S19 Proは、30J/THの効率で110TH/sをもたらします。

Intelのマイニングマシンは、ライバルのS19 Proリグより50%安く、効率は15%高いことを考えると、粗利益は130%向上するとGriid氏はSECへの提出文書で主張しています

注目すべきは、この申請書にはIntelのハードウェアの名称が明記されていないことです。しかし、この詳細は、GRIIDの事前のIntelとの供給契約の開示と一致しており、問題のマイニングリグはインテルの第2世代Bonanza Mine(BMZ2)ビットコインマイナーであることを示唆しています。

この新しい採掘機は、市場に存在する他のモデルと比較して、より効率的でもあります。例えば、IntelのBMZ2は、Bitmainの最新モデルであるAntminer S19 Pro+ Hydに勝っており、ハッシュレート198 TH/s、効率27.5 J/THに達しています。同様に、MicroBT社のWhatsminer M30S++にも勝っており、112 TH/sを31 J/THの効率で達成しています。

しかし、BMZ2マイナーは、BitmainのAntminer S19j XPには勝てません。Antminer S19j XPは、21.5 J/THの効率で140 TH/sのハッシュレートを実現できます。

Intelは今年初め、ビットコインマイニングハードウェア市場への進出を初めて発表しました。2月21日の技術会議で、この技術会社はプロトタイプチップとビットコインマイナーを発表しました

その際、同社は第1世代のマイニングチップの仕様について詳述しましたが、これは顧客に出荷されるものではありません。代わりに、謎に包まれたままだった同社の第2世代のBonanza Mineチップが、今後登場するものです。

Intelの生産能力の25%を利用できることになるGriidのほか、英国初の上場暗号通貨マイナーのArgo Blockchain、Jack Dorsey率いるBlock(旧Square)が同社の顧客となっています

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