Goldman Sachs(ゴールドマン・サックス)、ビットコインを担保にした融資を貸主に付与したことを確認

アメリカの投資銀行の重鎮であるゴールドマン・サックスが、ビットコイン(BTC)を担保にした現金融資を顧客に実施しました。
Bloombergは、ゴールドマン・サックスが、「銀行の広報担当者 」によると、「借り手が所有するビットコインを担保にした」取引で現金を貸したことを確認したと報じています。
広報担当者は、この取引が「銀行にとって興味深いものだった。」と述べ、「その構造と24時間のリスク管理のため」とし、メディアはこの融資を 「ウォール街の暗号通貨への受け入れを加速する、米国の大手銀行にとって重要なステップである。 」と述べています。
この融資の詳細(借り手の身元や金額など)は公表されていません。
しかし、ここ数カ月、ゴールドマン・サックスは暗号導入計画を強化しています。先月、同社が米国で初めて店頭(OTC)暗号資産取引関連サービスを提供する大手銀行となったことを「発表間近」とする報道がなされました。
そして4月初めには、OTC暗号オプション取引の対象をイーサリアム(ETH)に基づくオプション契約にも拡大しました。
先週、Cryptonews.comは、銀行が米国最大の暗号資産取引所の1つを含むかもしれないパートナーシップ取引を視野に入れている可能性さえあると報じました。そのリーダーシップとFTXの創設者兼CEOであるSam Bankman-Fried(サム・バンクマン・フリード)を含む非公開の会議が行われたと報告されました。
ゴールドマン・サックスのCEOであるDavid Solomon(デービット・ソロモン)氏が出席したとされるこの会議では、ゴールドマンがFTXの将来の資金調達ラウンドや取引所の上場の可能性について助言できるかどうかという問題に焦点が当てられたとされています。
同行は、これまでのデジタルコインに対するスタンスとは異なり、大型の暗号資産やこれらに関わるビジネスに軸足を移したようです。最も注目すべきは、同社が以前、独自のステーブルコインの発行を口にしていたことです。しかし、今年1月、同社は現在、ゴールドマン・サックス・コインを立ち上げる当面の意思はないことを示唆しました。
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