投資会社サイファーパンク、ソラナ保有量を10倍以上に増加
カナダのトロントに拠点を置く投資会社サイファーパンク・ホールディングスは16日、過去1ヶ月で暗号資産(仮想通貨)のソラナ(SOL)の保有量を大幅に増やしたと述べた。
同社のSOL保有量は、執筆時点で6万3000トークン以上となっており、先月の6131トークンから10倍以上に保有量を増やしている。
また同社は今後、4万9917トークンをソラナブロックチェーンへステーキングしていくという。
ソラナの価格は、過去1ヶ月で+8%以上上昇し、執筆時点で160ドル付近を推移している。
大手ファンドの元CEOが加わる
同社は9日、大手仮想通貨ファンドのヴァルキリー・インベストメンツのリア・ウォルド元CEOを同社のCEOとして招き入れた。
ウォルド氏はヴァルキリーのCEO時代、ビットコイン(BTC)の先物上場投資信託(ETF)を含むいくつかの投資商品の立ち上げを支援し、同社では3年間取締役として務めていた。
同社のCEOに就任後、ヴァルキリーの取締役にも留まるという。
ウォルド氏は、「ソラナエコシステムでは多くのコミュニティ活動が行われており、それはブロックチェーンの成長に直接相関していると信じています。」と述べていた。
同社は2019年、カナダ証券取引所にビットコイン関連商品(HODL)を上場させており、投資対象の大部分はビットコインが占めている。
先月からはソラナへの投資を開始し、1トークンあたり平均163.11ドルで購入したと発表した。
ソラナETFの申請も進む
ソラナはこのほど、いくつかの機関が現物ETFの申請を進られており、ビットコイン、イーサリアムに次ぐ3番目に米国で現物ETFとして扱われる仮想通貨となることが期待されている。
米シカゴに拠点を置く取引所Cboeは8日、ヴァンエックと21シェアーズが提供を予定しているソラナ現物ETFの上場の申請フォームを米証券取引委員会(SEC)に提出した。
ただし、SECは2023年夏、「SOLは証券である」という見解を示している。
米取引所Cboe、2つのソラナ現物ETFの上場をSECへ申請