バイナンス、トークン上場予定のプロジェクトの応援を公言

Naoki Saito
| 1 min read

バイナンスへのトークン上場の応援を公言

暗号資産(仮想通貨)取引所大手バイナンスは20日、トークン発売予定のプロジェクトに対し、バイナンスの上場プログラムへの応募をするよう呼びかけた。

具体的には、トークンの直接上場、ローンチプール、メガドロップなどを含むプログラムへの応募を呼びかけている。

この同社の動きは、今後トークンを発売する小規模から中規模の仮想通貨プロジェクトを支援し、持続可能な市場環境を実現することが狙いとしてある。

バイナンス上場したトークンの80%が下落


バイナンスは17日、この数ヶ月間の仮想通貨市場にある問題を指摘したレポートを公開した。

そこでは、以下のような問題が指摘記されていた。

  • 評価額が高く、初期トークン供給量が少ないトークンの発売が増えており、需要と供給が増加しなければトークンの売り圧力が高まる可能性がある。
  • その結果、バイナンスへ上場を果たしたプロジェクトの80%以上は、トークン発売後下落を経験している。
  • 今後2024年から2030 年にかけて、約1550億ドル(約24兆円)のトークンがアンロックされると推定されている。
  • その多くは、発行量から時価総額を算出した「FDV(完全希薄化評価額)」が高く、供給量が少ないトークンが多く発売される予定となっている。

同社は、このような問題を解決し、ユーザーとすべての市場参加者に持続可能な市場環境を提供することを目指すという。

どのようなトークンが上場できるのか?


同社の上場プログラムに参加できるプロジェクトの条件として、コミュニティを重視したトークン分配(仮想通貨エアドロップなど)がされているか、技術やデザインが優れたビジネスモデルであるか、規制やコンプライアンスを考慮しているかなどが挙げられている。

これら要件を満たすプロジェクトは、申請フォームから上場プログラムに応募し承認されれば、バイナンスを使った仮想通貨の新規上場やプロジェクトの認知度の向上を図ることができる。

ただし日本在住のユーザーは、同社上場プログラムを利用したトークン購入はできず、分散型取引所(DEX)もしくは各仮想通貨取引所への上場を待つ必要がある。